デキるダンサーはコレも意識して!鳥かごを上手く使うには?
デキるダンサーはコレも意識して!鳥かごを上手く使うには?
初心者向けOne Moveで動きの質を向上させる
ダンサー専門パーソナルトレーナーの矢矧(やはぎ)です。
「肋骨の美しい曲線を手にするために」
今回は、カラダを横に倒したときに、
肋骨が硬かったタイプ②の解説と改善策。
例えるなら、鳥かごのような形をしている肋骨。
形の悪い鳥かごより、
形の良い鳥かごの方が中にいる鳥は心地好いでしょう。
人も同じで、形の良い肋骨は動きの質が高く、
上半身の動きも良くなります。
逆に肋骨の動きが悪いと、肩甲骨の動きが悪くなります。
肩甲骨は、肋骨の上を滑るように動くからです。
・猫背で肋骨が閉じ、前側が潰れている。
・肋骨の下が開き、四角い形をしている。
・反り腰で前側が上下に伸び、後ろが潰れている。
これらは、パフォーマンスを低下させる状態にあります。
それぞれが与える影響は異なりますが、
ネガティブなリスクを抱えていることは間違いありません。
カラダを横に倒したときに、
肋骨が硬いタイプ②だった方は、
肋骨がどんな形をしていますか?
先の話で出た3つの肋骨タイプのうち、
今回は日本人に多い猫背タイプの調整法をご紹介します!
①腰幅よりも足幅が広くなるように立つ。
このとき、つま先を少し外に開く。
②カラダの後ろ側、おしりの辺りで手を組みます。
③つま先に少し重心を乗せながら、
アゴを天井に向けて引き上げる。
肩凝り筋に頭を乗せると首が楽になります。
④鎖骨を横に伸ばすイメージで肩甲骨をギュッと寄せる。
⑤余裕があれば、
肋骨を大きく膨らますように息を3秒間吸う。
力を抜きながら、楽に息を吐く。
④の状態で強い伸びを前面に感じる方は、
⑤の呼吸をしばらくたってから行ってください。
無理はしないこと。
意外と軽視されがちな肋骨の動きの質。
高いパフォーマンスを発揮するために、
また怪我のリスクを軽減するために
周りが気にしないことに注目してみてください。
おしまい