【ワンムーブ】ストリートダンスで変わる世界 ストリートダンスの情報館『ONE MOVE』‐気遣いとダンスのスキルの関係性

気遣いとダンスのスキルの関係性

気遣いとダンスのスキルの関係性

これまで私は、
プロアマ問わず多くのダンサーと関わってきました。

その中で上手い人、
特にステージで会場をわかすことが出来るダンサーに
共通することの一つに気遣いがあります。

気遣いには似た言葉に気配りというのがあり、
違いは一般的に、
「気遣い」は一人一人に対して、
「気配り」は全体に対して、とされているようですが、
今回は気遣いという表現を使い
どちらの意味も含めてお話しします。

さて。
ステージをわかすダンサーは
気遣いができるとお話ししましたが、
私の経験上、
たとえ今はダンスのスキルが足らずに
芽が出ていない状態の子でも、
気遣いの出来る子は確実に頭角を現します。

逆に気遣いの出来ない人に
ステージをわかすことが出来るダンサーはいません。

ではなぜ、一見ダンスとは関係なさそうな気遣いが
ダンスの上達やパフォーマンスに影響するのでしょうか?

それは、気遣いという行為そのものに
ヒントが隠れています。

気遣いとは相手の思いや考えを汲み取り、
または察して手助けなどを行うこと。

これは相手が
どうしてくれたら嬉しいのか、
または助かるのかを読み取れなくては出来ません。

つまり、相手の心理を読むことが出来て
始めて出来るのです。

これは面白いことに
名のあるダンサーや誰もが知る実力者にもなると、
気遣いのレベルも感心するほどで
本当に細部にまで気を使ってくれます。

また、普段から気遣いの出来る人は
ほとんど無意識のうちにおこなっているので、
いつも無意識のうちに
人がどうやったら嬉しいだろうか?
助かるだろうか?というのを考えているのだと思います。

ダンスの場合、
「ライバルは自分自身で、
 踊りを評価するのも自分自身だ。」

という方に関しては例外ですが、
多くの場合、ダンスを評価するのは
ジャッジやオーディエンス、つまりあなた以外の人間です。

普段から気遣いの出来る人は、
人がどうされたら感動するかもよく理解しているので、
それがそのままパフォーマンスに表れます。

つまり、ダンスでわかすことが出来るから
気遣いも出来るようになったのではなく、
気遣いができるから
ダンスも人々の心に響く表現ができるているのです。

似たような話で、
ダンスで一流と言われる人は
フェイスブックなどの記事を観ていても
多くの方の共感を得ています。

これは有名だから
共感が多く集まっているのではありません。

他にもダンスを引退後に、
デザイナーや音楽など
クリエイティブな仕事に就職する方が多いですが、
ダンスで一流と言われた方は
別の業界にうつってもきちんと成果をあげます。

ここまでお話しすると、
気遣いとはとても難しいように感じるかもしれませんが、
気遣いこそ、日本人が世界に誇る
もっともすぐれた技術だと私は思っています。

日本が世界に誇る様々な製品を見てもわかるとおり、
どれも気遣いから生まれた高機能、高品質ですよね。

最近のダンスは技術にばかり注目されがちですが、

「人を感動させる」

この根本的な部分に大きく影響を与えるのは
気遣いです。

ぜひ、普段の生活に今よりもほんの少し、
気遣いを意識してみてください。

これがもしかしたら、今のあなたにとって
最高のダンスの練習になるかもしれません。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional